必見!お役立ち情報!! : 【『アメリカン・スナイパー』】
■【『アメリカン・スナイパー』】 (2015/03/04)

前回の新着「越後屋、お主も春よのう。」 --- 何故、日本橋三越本店の前で一杯やっていたかというと、その日はコレド室町で久々の映画鑑賞の帰りでした。

昼間に久しぶりにフィットネスクラブに行き、イヤホンでFM(J-wave)を聴きながら心地よい汗をかいていましたら、「字幕の女王」と異名を取る映画字幕翻訳家の戸田 奈津子さんがゲスト出演していました。

歯に衣着せない語り口で、翻訳家になるまでのエピソードや、短いセンテンスで翻訳する「映像を邪魔しない字幕のポイント」などを語っていました。
特に、隠れた名作の話だったり、過去の大ヒット作をこき下ろしたりと、頷いたり笑ったりしながらラジオを聴いていました。

そして、彼女は戦争映画史上最大のヒット作となったクリント・イーストウッド監督作品の『アメリカン・スナイパー』を絶賛。
ちょうどその日が公開の日だったため(そのうち観るつもりではあったけど)、何としても観たくなってしまった訳です。

『アメリカン・スナイパー』は、原作はイラク戦争に4度従軍した故クリス・カイルが著した自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』(原題:American Sniper)。
クリント・イーストウッドの監督手腕といい、主演のブラッドリー・クーパーの演技といい、やはり秀作と言える伝記映画でした。

クリント・イーストウッドと言えば、何と言っても私の世代の人は「ダーティ・ハリー」の主演男優。
44マグナム弾が装填されたS&W M29という狩猟用に開発された銃で、犯人を追いつめていくハリー・キャラハン刑事がニヒルでカッコ良かった。

実はハリー・キャラハン役は、当初はフランク・シナトラでキャスティングされていたそうです。
フランク・シナトラが出演を辞退して、ジョン・ウェイン、スティーブ・マックイーン、ポール・ニューマンなどへのオファーの挙句、クリント・イーストウッドに廻ったと言われています。
この作品で、クリント・イーストウッドは最大の当たり役を得て、トップスターの名声を不動のものにしたのです。
巡り合わせというか、運命的作品との出逢いだったのでしょう。



話を『アメリカン・スナイパー』に戻すと、今年1月までに北米興行成績で2億1700万ドルを記録し、戦争映画史上最高の興行収入となりました。
やはり、実話がベースになっていることでの迫力や悲哀は、バーチャルものとは一線を画すものです。
私の個人的見解ですが、バーチャルもの・娯楽大作という類は好みませんので、あまり積極的に観に行くことはありません。
やはり、その物語の中に思想や哲学・価値観が流れ、自らの価値観を再確認するような物語が自分の生き様をブラッシュアップしてくれるのだと思います。

さて物語は、カイルがスナイパー(狙撃手)となるまでの生い立ちが、駆け足で進んでいきます。
テレビで1998年のアメリカ大使館爆破事件を見たカイルは、愛国心から海軍に志願し、特殊部隊ネイビー・シールズに配属されます。
妻との幸せな結婚生活も束の間、9.11アメリカ同時多発テロ事件により対テロ戦争勃発で、戦地へと派遣されていきます。

カイルは、イラク戦争で味方を守るために160人の敵を射殺したスナイパーとして、軍内部で「レジェンド(伝説)」と称賛されるようになります。
しかし、敵からは「悪魔」と呼ばれ懸賞金をかけられ、1000m級の射撃を行う元射撃オリンピック選手の敵スナイパー「ムスタファ」との死闘を繰り広げます。
凄惨な戦場、失った戦友達の悲しい記憶、仲間を守るために女・子供のテロリストを射殺する時の一瞬の躊躇、、、、カイルの心は次第に蝕まれていき、戦地からの帰国の度に家族ともギクシャクしていきます。

幾度の戦地の最前線の記憶に苛まれ、除隊後も簡単には一般社会に馴染めないという軍人は多いと聞きます。
いわゆるPTSD(Posttraumatic stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)は、災害・事故・犯罪・虐待などの命を脅かすような出来事によって、強い精神的衝撃を受けることが原因のストレス障害です。
特に戦地における心の傷:トラウマは、想像を絶するような強くて深いものでしょう。



さて除隊後、やっと少しずつ立ち直ってきたカイルですが、平穏を取り戻しかけたところに「静寂のラストシーン」が襲い掛かります。
カイルの自伝には、この「静寂のラストシーン」は書かれていないはずですが、シナリオの初稿には「驚愕のラストシーン」として描かれていたのではないかと想像します。
カイルは、戦地ではなく平穏な環境の中で、味方の凶弾に倒れることになるのです。
彼の子供たちが、まだ幼いということを配慮して、「静寂のラストシーン」にしたのだとも言われますが、この「静けさ」こそがラストシーンの悲しみを増幅するものとなっています。
国のために、家族のために、仲間のために、飛び交う銃弾の中を生き抜いて、やっとたどり着いた平穏な暮らしだったはずが、突然奈落の底に突き落とされてしまうという理不尽さに、暫し言葉を失います。



これから『アメリカン・スナイパー』を観たいと思っている方には、些か書き過ぎてしまった感もありますが、世界平和を実現するために、地域紛争・IS問題などへの見識を深める切っ掛けになればいいと思います。
この地球上の人類が、ハイレベルな価値観を手に入れて、ハイレベルな見識を持つ人間を増やしていくことこそが、最大の抑止力となるでしょう。
悲惨な殺し合いの犠牲になり、翻弄される人々はいつも弱者であり善人。
改めて、戦争は絶対に起こしてはいけないと再認識したいものです。



企業においても、長年に亘り高い忠誠心で頑張ってきた幹部が、業績不振などの引責を求められて、忸怩たる想いで愛する職場を去るようなこともあります。
ここまで忠誠を尽くして、必死で頑張ってきた自分が、何故味方の銃弾に倒れることになるのかということに絶望感を感じながら、その本音には沈黙のベールを掛けてしまうということも枚挙に暇がないものです。

大切なのは、「誰かが責任を取って、建前を守る」ということではなくて、「真因は何か」という明確な答と、「新たなマーケティング・テーマ」と「新たな戦略構築」なのです。
「時代変化」に対する「変化対応」と「進化創造」ができていないということが、「真因」であることが多いのです。
「マーケティング」と「戦略」の失敗は、目先の打ち手や小手先の戦術では解決しません。
「建前」「キレイ事」を排して、「本気で」「本音で」知恵を出し合う組織を創りましょう。
味方の凶弾に倒れる仲間に、見て見ぬふりの組織は必ず衰退していきます。

ビビッドな「社風」を創ることに腐心していきましょう。
とてもシンドイし、大変なことですが、「社風」を創ることこそが企業活性化のコアなのです。
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2015.3.4.
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2015/03/04


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