必見!お役立ち情報!! : 【『越後屋 お主も春よのう。』】
■【『越後屋 お主も春よのう。』】 (2015/02/25)

先日、日本橋三越本店の向かいのお店で、ふと窓の外に目をやると、軽く笑えるフレーズの垂れ幕。
DCIM0202











時代劇で、悪代官が小判を敷き詰めた饅頭の箱を開けながら、
「越後屋、お主もワルよのーっ。」
のシーンを想起して、失笑でした。

そう、三越のルーツは、江戸時代の呉服屋の「越後屋(ゑちごや)」。
時代劇のシーンでは、悪徳商人の代名詞のように使われた感のある「越後屋」ですが、この半ば自虐ネタは面白い。

そう言えば、数年前のNHKの大河ドラマ「龍馬伝」。
三菱財閥の初代総帥岩崎弥太郎が鳥籠売りをしていたことから、三菱グループの社員の中で、「どうせ俺たち、しょせんは鳥籠屋。」というのが流行ったという話を聞いて笑いました。
時代なのでしょうか、巷に自虐ネタが増えているような気がします。

三井家の「三井」と創業時の「越後屋」を足して、「三越」が誕生、1935年に建てられた日本橋三越本店は、東京都選定の歴史的建造物です。
江戸時代、呉服商の「越後屋」は、値段を札に書いて商品につけ、札通りの価格で販売するという「正札販売」の展開で、庶民に呉服を広めていきました。

つまり、「正札付き現銀掛値無し(げんきんかけねなし)」が世界初の定価販売と言われています。

顧客から値切られることを想定して、初めから提示する値段を実際の売値より高く提示して、客によって値段が変わるのが昔の慣習でした。
「正札付き現銀掛値無し(げんきんかけねなし)」「店前現銀売り(たなさきげんきんうり)」など、当時としては画期的商法で栄華を極めたのは、正にマーケティング手法の勝利だったと思います。
「越後屋、お主もワルよのう。」ではなくて、「越後屋、お主もヤルのう。」だったのでしょう。


同じものや似たものも、「売り方の違い」が際立てば新しい商流を創ることができます。
現代社会では、EC(Electronic Commerce:電子商取引)も当たり前で、最近ではデパートで服を探して試着をして、品番などを確認してから、帰宅後に「ネットショッピング」で買うという人も増えているとか。
「嫌なご時世だねー」と、嘆いていても仕方なく、これも時代の流れ。

自社の過去の成功要因の陳腐化が進み、他社の新しい成功要因の肥やしと化すようなことも増えていくでしょう。
そのため年々、利益率の低下に苦しんでいる企業も多くあります。
過去の延長線上に、「気合い」と「根性」と「必死」の頑張りを載せてみても、苦境を脱する手立ては見えにくいのではないでしょうか。


事業にせよ、製品にせよ、商流にせよ、「守るべき過去」と「切り拓くべき明日」を峻別して、新しい智恵の戦いに挑むことが必要です。
社風が疲弊する前に、皆で前向きに考えるということを定着させるためにも、「理念」「ビジョン」「経営戦略」をしっかり基軸として据えた「ブレーン・ストーミング」をやってみませんか?
「答は現場にあり」ですから、最前線の現場を知る社員と語り合うことこそが大事です。



そう言えば日本橋三越本店は、確か新館5階の大食堂では、「お子様ランチ」の注文は「年齢制限なし」だったはず。
1930年(昭和5年)三越本店で誕生した「御子様洋食」が、「お子様ランチ」のルーツだとか。
世界恐慌の最中、子供に楽しい気持ちになってもらおうとして開発されたのが「御子様洋食」と言いますから、ここにも商品開発をする上での大切な心があると思います。


正に松下幸之助の名言にあるように、「お客様が欲しがるものよりお客様が喜ぶものを売る」、「無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。」を思い出します。
そう考えると、現代では売るということの「目的性」が弱体化しているようにも思えます。
つまり、業績を上げ、企業のお役立ちの継続性という「目的」に向かうための、「手段」である「売る」という行為や「売上を伸ばす」という活動が、「目的化」してしまっていることが激増中です。



私は今、いくつかのソーシャル・ビジネスモデルも手掛けていますが、「人様のためにお役に立ちたい」という思想的根拠のブラッシュアップを続けていきたいと考えます。
私は子供の頃に、「お子様ランチ」を食べた記憶があまりないので、次は「お子様ランチ」を食べながら、思想的根拠・商いの原点を噛みしめてみたいと思います。


皆様も是非、会社の明るい明日のための「思考」と「議論」から、新たなSBU(戦略的事業単位)を生み出してください。
事前にしっかりと内容の摺り合わせをした上で、私がアドミニストレーターとして直接企業に出向いて、「ブレーン・ストーミング」を進めることもできます。
5月までの期間で日程が合えば、特別料金も設定いたしますので、ご遠慮なくお問合せください。


2015.2.25.
 株式会社 ビジネススキル研究所 代表取締役 鶴田 慎一  拝


当社主催の「営業マインド強化合宿公式HP」を是非ご覧になって、明るく前向きな組織風土を創ることに考えを巡らせてみてください。
研修の「無料見学」も実施中です。
社長やご担当者の方のご派遣検討のために、是非ともご利用ください。

【 営業マインド強化合宿 】 http://営業マインド.jp/
公式フェイスブック [Facebook] 
https://www.facebook.com/bizskilljp
2015年<ご予約受付中!>
3月コース 3月21日(土)〜23日(月)
5月コース 5月19日(火)〜21日(木)
7月コース 7月7日(火)〜9日(木)
9月コース 9月15日(火)〜17日(木)
11月コース 11月10日(火)〜12日(木)


営業マインド強化合宿をはじめ、経営戦略策定・マーケティング戦略強化の実務指導、幹部研修・営業研修・新人研修・ビジネススキル研修など、貴社の競争力強化のご指導をいたします。
新商品開発の支援なども、お気軽にお問い合わせください。

フェイスブックの「営業マインド強化合宿公式ページ」をご覧いただき、是非「いいね!」をお願いいたします!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
営業マインド強化合宿ホームページ [URL] http://営業マインド.jp
株式会社 ビジネススキル研究所 ホームページ [URL] 
http://www.biz-skill.jp


2015/02/25


必見!お役立ち情報 バックナンバー

■2017/03/31

【オーバースペック・シンドローム】

■2017/03/16

【TQM(Total Quality Management)】

■2017/02/10

【アジリティ―(機敏さ)】 & 【営業マインド強化合宿 日程及び会場変更のお知らせ】

■2017/01/19

【Adulting「責任ある大人らしい行動」】

■2017/01/06

【POST-TRUTH 「ポスト真実」の時代】

■2016/12/08

【「ツキ」にはメカニズムがある!】

■2016/11/15

【「仕事の誇り:介護に携わる思想・哲学・価値観」】

■2016/10/28

【「国家元首」】

■2016/09/19

【『脳の休息』=『頭や心のオンオフ切り替え』】

■2016/08/31

【『「ポケモンGO」は、ファッズかトレンドか』】

■2016/08/16

【『お役立ち精神』】

■2016/07/12

【『永六輔さんの訃報で甦る想い出』】

■2016/07/08

【『新聞ヘッドラインの情動的共感と期日前投票』】

■2016/06/15

【『「笑点」と「焦点」』】

■2016/05/12

【『ビジョナリー・マネジメント』と『目標管理』】

■2016/04/22

【『随所に主となる』---「UITEMATE(浮いて待て)」】

■2016/04/05

【『ソーシャル・ビジネス「KP AURAL SONIC」の「無料体感」!』】

■2016/03/23

【『生涯現役!ピンピンコロリ!』】

■2016/03/06

【『医は仁術。病気を診ずして、病人を診よ。』】

■2016/02/19

【『一気に仕事力を高める〜具体的戦略思考力の身につけ方〜』】

■2016/01/28

【「魚は頭から腐る」---「正義の仇討企画」】

■2016/01/18

【「効率至上主義からの脱却の時」】

■2016/01/06

【「至誠」と「ツキ」のメカニズム】

■2015/12/17

【海難1890 : 感動は心のサプリメント】

■2015/11/28

【意外に大きい「雑学力」「雑談力」】

■2015/11/17

【本鬼こそが、「マーケティングの真髄」】

■2015/11/02

【ピュアなマーケティング・スキルとアドミニストレーション】

■2015/10/16

【『高炉』 バーチャル工場見学】

■2015/09/28

【『エキストラ・スーパームーン』】

■2015/09/10

【『UITEMATE』(浮いて待て)】

■2015/08/27

【「MSDTAR」を磨いてモチベーターとなる】

■2015/08/17

【「日本のいちばん長い日」・「本物の自責人間」】

■2015/08/05

【「非価格競争力」、「更なるお役立ち要素」のブラッシュアップ】

■2015/07/28

【「顧客の<不>を払しょくする」のが重要な「マーケティング要素」】

■2015/07/17

【「現役引退」しても、「生涯現役」の素敵な人生】

■2015/07/01

【「ギリシャ経済破綻も風土の問題」】

■2015/06/17

【「常識の範疇」を踏み外すリスク】

■2015/06/04

【新しい需要・新しいお役立ちを創造する智恵:「価値創造経済」の時代】

■2015/05/22

【激レア!『ヨーコ オノ』プレゼンテーション】

■2015/05/08

【『姫路城』&『ゴルフ復活』】

■2015/04/20

【春爛漫!『芝桜まつり』&『つつじまつり』】

■2015/04/08

【『「新人採用のエピソード」と「新人研修」』】

■2015/04/01

【『花盛り!マンホールにも「美」が潜んでいる』】

■2015/03/18

【『トップに立つ者の経営への謙虚な取り組み』(大塚家具問題)】

■2015/03/12

【『ゴーイング・コンサーン』(継続企業の前提)】

■2015/03/04

【『アメリカン・スナイパー』】

■2015/02/25

【『越後屋 お主も春よのう。』】

■2015/02/20

【「ちょっとした気づき」と「小さな感動」が「マーケティングの原動力」】

■2015/02/11

【「スキル」と「スルキ」の両輪と、「売れ続けるブランディング教育」】

■2015/01/29

【「研修の目的・ネライ・基本精神」】

>>> その他のバックナンバーはビジネススキル研究所公式ブログ をご覧ください。