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経営資源の最適活用が企業経営の基本であることは言うまでもありません。
経営資源とは、「人」、「モノ」、「カネ」、「情報」、「ノレン」など様々ですが、企業間の圧倒的な差となるのが「人財力」です。
そして、ハイレベルな価値観を持って、経営理念の実現に邁進する‘人創り’こそ最重要課題です。
当研究所は経営者の想いの推進役であり、時に水先案内人・通訳として貴社発展のサポートをさせていただきます。
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「あらすじ」
激動の幕末、吉田寅次郎(松陰)は、弱冠9歳で長州藩校の教授を務めた天才教育家である。日本の行く末を想い純粋に道を究め続け、多くの若者の心を魅了して、主君・毛利慶親(敬親)までもが弟子入りを願った。
獄中では獄囚たちを改心・放免させ、司獄(刑務官)までもが弟子入り。私塾「松下村塾」で3年足らずで多くの若者を開眼させ、多くが幕末・維新を奔走し、日本の将来のために若い命を捧げた。また、幕末を生き延び、明治新政府の中核を占める多くの人材を輩出した松陰の功績は計り知れない。
松陰は「人は自分が持つ能力と立場において、何ができるのか。学び、考え、実践によって世の中に価値をもたらす。」という教えを貫き、「安政の大獄」で非業の死を遂げた。現代人が忘れかけている「立志」「使命感」を覚醒させてくれる「29年の短い生涯を熱狂的に疾走した男」なのである。
また、主君・慶親は松陰の才能を育み・開花させたが、人によっては低く評価されていることもある。しかし、本文中に紹介した逸話から、間違いなく明治維新を果たした「腹の据わった名君中の名君」であると断言できる。
松陰は激変期の日本の軌道修正をしようと奔走したが、幕政の改善から諫幕、そして大乱世の中で討幕に転じた。「歴史は形を変えながら繰り返す」が、江戸末期までの長い治世に突如黒船来航という衝撃。保身に迷走する幕府とそれを憂う憂国の士たち。新技術や新ビジネスモデルなどの出現、戦略ミス・不正行為などで屋台骨にひびが入る企業と似ている。現代社会に置き換えて、課題に取り組む正義・仁義・勇気を得てほしい。
本書は漢文・漢詩・古語などは平易な現代語表現に意訳し、方言なども抑えて極力標準語に近づけ、歴史書を分かりやすく読み易い一冊に仕上げることに腐心した。
幕末の混乱に登場し、維新を果たした名君・毛利慶親と、死しても後世に影響を与え続けた吉田松陰の壮大で時に切ない物語を、生きる知恵にしていただきたい。
※【講演視聴】の画像をクリックすると講演動画サンプルを見ることができます。